Dress custom

✂︎服を作って着るのが好きな人

実利主義への

 

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私の人生にとって大切な事を

教えてもらった作品

 

「モモ」

ミヒャエル・エンデさんの本

 

心に響いたこと

 

●主人公のモモは人の話を

意見もアドバイスもせず集中してただじっと聞く事ができた。

 

●モモの友人掃除夫ベッポの話

 

長い道路を掃除するとき

目をあげてもちっとも減ってない

心配でたまらない 息が切れて動けなくなる

 

こういうやり方はいかんのだ

いちどに道路ぜんぶのこと考えてはならん

次の一歩のことだけ

次の一呼吸のことだけ考える

すると楽しくなってくる

 

 

●時間を奪う灰色の男たちの言葉

 

人生に大事なことは

 

何かに成功すること

ひとかどの人間になること

沢山のものを手に入れ、えらくなること

 

時間を節約する事で

必要以上に過去を悔やんだり

未来を恐れたりして

現在に集中できなくなる

 

 

 

自分の子供の頃を思い出した

 

 

自分の話をただ 聞いてもらえたら

きっと愛されてるって感じただろうな

 

 

将来何になりたい?って聞かれて

周りの大人たちが求めていた答えは

灰色の男達のそれだった

 

 

そうならないと、

大人達に誇りに思ってもらえないんだ

と悲しかった

 

 

私は今 子供にどんな風に声をかけたいかな

 

 

面白くってワクワクした目で

楽しく幸せに暮らしてたら、

それは自分だけじゃなく

周りの人も幸せにしてるって事

 

だからあなたが本当に誇らしいって思う

そう伝えたい

 

 

モモの中の言葉

 

「時間をどう選び取るかは

自分で選ばなければならない

 

時間を感じるには心がある

時間は心で感じるもの」

 

もし心で時間を感じたいと思ったのなら

 

将来の住居や老後を心配する

夫婦の心と体のコミュニケーションを

とるヒマがない 

子供の話を聞くヒマがない

 

そうするより

目の前の一瞬  今  を

大切に集中して生きる

 

それが自分の本当の望みを 

見極められる事なのかもしれない

 

 

大切な事はシンプル

 

自分が幸せになること

それが周りをも幸せにする

 

 

ただ子供との接触時間が長すぎると

疲れてイライラしてくる

 

子供達をただ愛して 将来の事を考えず

目の前にいて自然に楽しい気分になる

心の余裕が大切

そう教えてもらった

 

 

 

「森の生活」ソロー著 の本には

そんな生活を実践し

人生の本質を見つめた

著者の考えが詰まっている

 

 

 

同作者「果てしない物語」の映画化

ネバーエンディングストーリー

 

の言葉

 

あらゆる場所 すべての生き物が

人間の夢や希望のかけらでできている

それが滅びようとしている

 

人間が希望を失いはじめたから

夢も 忘れている

 

だから むなしさ「無」がはびこりだした

「絶望」と言ってもいい

 

 

人間の夢や希望は滅びたが

 

真っ暗の中の小さな願い 決意から

また新たにはじまり 生まれる

 

 

願い事はいくつあってもいい

たくさんあればあるほど

すてきな可能性や想像が生まれる

 

 

そんな事を言う大人を知らなかった私は

この話がキラキラしてて

心に大事においておきたい と思った

 

 

ただ、たくさん願えば願うほど

現実との乖離につらく悲しくなる

 

 

真っ暗の中の小さな願い 決意

 

 

それを私は知っている

うまくいきそうだからやるんじゃない

ただ試してみたかった

 

自分でいいと思えるものを

作れるかどうか

 

 

スティンが言った

「アンタが本に感銘を受けた事、

作者にも伝わってるわよ」

「ウソでしょ?!」

「ホントよ !バッカじゃないの

この人逃げたいくらいの気持ちから

机にかじりついて この話書いたのよ

死んだ後も、読者がどう思ってるか

気になるに決まってるじゃない」

 

マジか…

めちゃくちゃ夢があるし

何かはじめる時の希望になると思った

 

 

「怠惰への讃歌」ラッセル著  には

 

働く事が美徳で

怠惰が悪   に

疑問を呈している

 

 

ヒマがない 常に何かしているべき

それでは生きる喜び 感動を味わえない

 

目の前のことを楽しみ、遊び、自己を内省する

 

 

それこそが幸福であるから

組織的に働く時間を減らす

労働の必要量を減らす事は可能である

 

と言っている

 

 

自分は時間を心で感じたい

 

 

自然に目を留めて美しい 嬉しいと感じたり

 

駅から激遠いオートロックもないアパート

だけど、自然豊かで自転車で走る川辺が

最高に美しかったり

 

毎日のご飯をいのちをありがとうございます

って美味しく食べたり

 

音楽や漫画や本や映画に救われたり 

心に栄養をもらったりする事は

 

 

自分の人生を豊かでしあわせにしてくれた

子供にも世間的な評価より

そうあってほしいな

 

そう願わせてくれた話だった

この本を書いてくれたミヒャエルに

感謝を

 

 

読んでいただき

ありがとうございました!

 

楽しくてあったかくて

愉快な一日になりますようように!