服の開きを作る時、見返しや持ち出しを作って付けるの大変！
簡単な方法は？
という方に。
服の開きは首を通すために後ろ身頃や前身頃に作ったり、
袖口に開きを作る場合もありますよね。
グログランテープを見返しや持ち出しに代用すれば、端の処理や接着芯を張る作業も無く簡単にできたのでご紹介
作り方
- 生地を中表に合わせて開き止まりまで縫い、縫い代にロックミシンをかける
- 縫い代にグログランテープを縫い付ける（見返し〜持ち出し）
- 持ち出しの裏面にグログランテープを縫い付ける
- 見返しのテープ押さえミシンをかける
- スナップをつける
生地を中表に合わせて開き止まりまで縫います
生地を中表に合わせ、あき止まりまで縫います。
あき止り下の縫い代は、 割っておきたいので
開きの１.５㎝くらい手前から割って縫い代にロックミシンをかける
縫い代にグログランテープを縫い付ける（見返し〜持ち出し）
開きの縫い代にグログランテープを縫い付けます。
見返し部分から、持ち出し部分まで続けて縫います。
（画像は１８ミリ幅のテープですが、袖口ならばもっと細幅にするなど調節してください。）
１㎝の縫い代だとしたら、１〜２㎜控えて０.８㎜くらいの縫い代でテープを縫い付けると良いと思います。（表からテープが見えてしまうので）
裏から見たところ
折り返し部分になるにつれて、縫い代はゼロになるように縫います。
持ち出しの裏面にグログランテープを縫い付ける
持ち出し（開きを重ねた時に下になる方）の裏面は
縫い付けた生地端が丸見えになっているので、
グログランテープをのせて縫い付けます。
画像ではわかりにくいので途中までになっていますが、
テープは開きの折り目の部分までのせました。（縫い代が見えないように）
テープ端は折っておきます。
テープの両はしを縫い合わせます
見返しのテープ押さえミシンをかける
見返し側のテープを表から見えないようにして
押さえミシンをかけます。（持ち出し部分は避けておく）
この時、開き止まりの３㎜くらい手前まで縫ってください。
そして、止まりの部分は持ち出しと一緒に縫い合わせます
開きが完成しました！
スナップをつける
用途に合わせて、スナップやボタンをつければ完成！
画像は前身頃の開きですが、
後ろ中心や袖口の開きにも応用できます。
家にグログランテープやリボンがある方はぜひ！
読んでいただきありがとうございました。
