100均でも買える洋裁道具「目打ち」
縫い目を解く時や縫いにくい時に役立つ必須道具です。
使い方をいろいろご紹介
●縫い目を解く時
端を縫い目に入れて糸を切ったり、糸を引き出すのに使います。
リッパーだと勢いあまって生地を切る可能性があるので目打ちがオススメ
●ポケットの端など、動かしたくない所 点で押さえたい所に使用
指ではおさえられない細かい所に便利
●カーブ部分の布を避けるのに
カーブ部分などは縫う時に生地が邪魔になる事も
目打ちを縦に使って縫う部分の生地を平らにならしながら使用
●薄い生地や滑る生地を縫う時に
薄い生地、滑る生地の場合 生地端が動いて縫い代が安定しない事も
目打ちで生地端を押さえると縫いやすい
●厚みのある生地の縫いズレ防止に
厚地の場合、縫う時上に重なった生地が余ってきて
縫いずれる事も
縫いながら上の生地を目打ちで送ると軽減できます
●バイアステープを縫う時に
バイアステープを縫い付ける時に縦に使用。
テープ生地が倒れてこないので便利。
●ポケットのフラップ(ふた)やタブをひっくり返す時に
中縫いした後、縫い代をアイロンで割り、ひっくり返した時
角の部分が出にくい時に目打ちで角を出します。
ただ、生地目の粗いツイードなどの場合
目打ちで中から押したり、表から突いたりしている間に
生地に穴が開く場合があるので
接着芯を貼ったり、奥まで刺しすぎないように注意が必要です。
色々使えるありがたい目打ち。
ちなみに先端が曲がった『カーブ目打ち』というのもあります。
刺繍を解くとき ちょっとボンドを付けるのに便利
という方もいるようです。が
手芸でなく洋裁に使用する場合は、
先端がまっすぐの普通の目打ちが使いやすいかと。
ミシン楽しみましょう!
読んでいただきありがとうございました