メンズパンツって家で作れないの?
という方に。
型紙付きの本「シルエットのきれいなメンズパンツ」
の中から、
ノータックテーパードパンツを作ってみました。
作ってプレゼントしたら、
めっちゃ喜んでくれて嬉しかったです 笑
自分で生地を選んだので愛着湧いてる様子。
くるぶし丈がベストなシルエットなのでしょうが、
夏用にと八分丈くらいを希望していたので、短い丈で製作。
※写真はレディースのボディーに着せるため、
ウエストをかなりつまんでいます
パンツの前あき、箱ポケット、脇ポケットがあり、
ウエストゴムのパンツに比べ大変ですが
売っているようなパンツが作れます。
カラー写真の縫い方説明が載っているので、
とてもわかりやすい。ありがたや
掲載サイズ
S(ウエスト66〜74)M(ウエスト72〜80)L(ウエスト78〜86)XL(ウエスト84〜92) XXL(ウエスト90〜98)
デザインごとにウエスト、ヒップ、股上、股下の
サイズ寸法が載っています。
このくらいのサイズがいい という
いつも履いているパンツのウエストやヒップを測って、
作るサイズを決めました。
私が作った型紙からの変更点
- 丈を短く
- ウエストベルトを後ろ中心で接ぐ(型紙は繋がっていて一本)
- 接着ベルト芯(出来上がりの幅の硬いベルト芯)を使用せず、接着芯使用
- 後ろポケットのボタン無し
材料
- 表布128㎝幅で2.3m
- スレキ(脇ポケット、後ろポケットの袋布)102㎝幅で1m
- 接着芯90㎝幅で40㎝
- ファスナー20㎝を1本
- ボタン1個(前中心用 後ろポケットにもつける方は3個)
- 生地に合う色の糸
私は使わなくなったパンツのファスナーやボタンを外し、
再利用しました。
作り方
具体的な縫い方まで書いていません 汗
(工程を写真撮る余裕がなかった)
ざっくり作った感想を把握したい方用です
- 型紙を写し、生地を切る
- ポケット、前あき、ベルトに接着芯を貼り、ロックミシン(ジグザグミシン)
- 後ろダーツを縫い、後ろポケットを作る
- 脇を縫い、脇ポケットを作る
- 前ファスナーあきを作る
- 股下、股ぐりを縫う
- ウエストベルトを作り、つける
- ベルトループを作り、つける
- 裾を三つ折りする
- ボタンホールを作り、ボタンをつける
型紙を写し、生地を切る
型紙を写します。
型紙の股下82㎝はとても長いモデルサイズ笑
いつも履いているパンツの股下を測ってから型紙を作ると、
丈めっちゃ切ってもったいないーとならずに済むと思われます。
※ちなみに夫(身長175㎝)のスーツのパンツ股下は74㎝でした。
また、ベルトを後ろ中心で接げば、
用尺を少なくできます(縫い代をつけるのをお忘れなく)
ポケット、前あき、ベルトに接着芯を貼り、ロックミシン(ジグザグミシン)
前脇ポケット口、後ろポケット位置に接着芯を貼ります。
後ろポケット脇ポケット口布、持ち出し、見返しの裏にも接着芯を貼ります。
パンツ生地のウエストと裾以外にロックミシン(ジグザグミシン)をかけます。
後ろダーツを縫い、後ろポケットを作る
後ろダーツを縫います。
ダーツは直線で縫うよりも、
先は細く弓なりのラインで縫うと職場で教えてもらいました
後ろのポケットは
私の持っている本の工程と違い、
裏側の縫い代が袋布からはみ出ずに 袋布の中に収まっている縫い方(売っているパンツは大体こっち)
パンツ生地の裏側に袋布、表側に口布を重ねてポケット口を縫う→切り込み
でやると、縫い代はみ出ないようです。
後ろパンツを畳んで袋布で包み、袋布の脇を縫い、ひっくり返す
口布を縫うのが難しいですが、
ギリギリ(1㎜手前くらい)まで切り込みを入れると角が綺麗に出ます
縫うときにミシン目をやや細かめにしておくと、
生地がほつれにくいかもしれません。
脇を縫い、脇ポケットを作る
脇ポケット口を残して、脇を縫います。
長い距離を縫うときは縫いずれやすいので
生地の持ち方を下画像のようにするのがおすすめ
ミシンの送り歯で送られやすい下の生地を張る事ができます。
脇ポケットは後ろのポケットよりは簡単。
口布やら向こう布やら わけわからん となりましたが、
写真での説明を見ながら縫うととてもわかりやすいです
前ファスナーあきを作る
これも、写真の説明を見ながらだと縫いやすいです。
私はファスナーを再利用したので、
長さが20㎝より短かったのですが
下端を縫い止めてなんとかできました。
最後のまっすぐからカーブのミシンは表からみて目立つので、
生地にチャコでラインを描いてからその上を縫うのがおすすめ
股下、股ぐりを縫う
股下、またぐりを縫います。
ここまできたら、かなり出来上がりに近づいてテンション上がります
股ぐりは破れないように2回ミシンをかけます
ウエストベルトを作り、つける
このウエストベルトがとても縫いやすかった
最後に落としミシンをかける時、
裏側が2㎝の縫い代があるのでギリギリミシン外れてたー!
とか ならないです
余裕があります。
ベルトを縫う前に、まっすぐ切った厚紙などで
アイロンをしっかりしておくと後でとても楽です
ベルトループを作り、つける
ベルトループは、
本では中縫いしてひっくり返してステッチでしたが、
私は中縫いせず折って端ミシンしました
かなり時間短縮になります
裾を三つ折りする
裾を三つ折りします。
私は2㎝幅のステッチにしたので、
縫い代は4㎝にしました
ボタンホールを作り、ボタンをつける
前中心のボタンホールを作り、
ボタンをつけて完成!!
履いたところ(身長175㎝)
丈は希望により型紙より短くしています
伸びない綿生地だったので大きめにXLサイズで作りました
生地は大阪の鳥居さんで購入。
2mからの購入になりますが、いい生地が安いのでオススメ。
通常は土曜日も営業ですが、コロナの影響で当面土曜日はおやすみ
また、夏と冬にセールをしているのですが、
夏のセールも取りやめ(コロナで)だそうです。
でもセールじゃなくてもいつも安い。
画像の生地は450円/1m です。
生地しか買ってないので900円でパンツ作れた事になりますよ
生地余ったので、
子供パンツも作ってお揃いとかできました。 さらに余ったので座布団カバーにもしました。
一緒にミシン楽しみましょう!読んでいただきありがとうございました。