Dress custom

✂︎服を作って着るのが好きな人

縫いずれを防ぐ方法

2枚の同じ長さの布を 縫い合わせる時、下の布だけ短くなるのを防ぐには?
薄地やサテンなどの生地でよく起こりますよね
裾の折り返し、
さらに地の目の違いや、縫う距離が長いとさらにずれる、、、
私がこの問題の解決策をもらったのは、縫製の本からでした。
ミシンをかける時の、布の持ち方を変えると縫いずれしにくい。
佐藤喜美枝さんの著書  縫い方シリーズ〜合理的なテクニックを写真で学ぶ〜
に載っている、ミシンをかける時の布の持ち方
親指を布の下に、残りの指を布の上にしてもつ
ミシンをかけるときの布の持ち方
この持ち方をすることによって、下の布がピンと張るので、
【ミシンの送り歯にどんどん送られやすい下の布、
押さえで押さえられて余っていく上の布】
ミシンの構造上そうなる縫いを、防ぐことができます。
薄地の場合は下の生地が送り歯で送られすぎるので、下の生地を若干引くのですが、
厚地の場合は上の生地が押さえで押さえられすぎるので、上の生地を目打ちで送りながら縫います。
長い距離を縫う時の持ち方としても 参考になります
もちろんまち針を打ってもいいのですが、かなりスピードアップになり、ずれにくくなります。

ぜひ試してみてください

読んでいただきありがとうございました。