簡単に出し入れできる斜めがけのバッグを作りたい!
という方に。
余り布で作ったバケツバッグが簡単に作れて使えたのでご紹介。
底の丸さえできれば、あとは型紙不要で出来ます。
取り出し口に巾着があるので、中の物が落ちたりせず安心。
材料
- 表布
- 底布(表布と同じでもOK しっかりした厚みのある生地が◎)
- 裏布
- 片面接着芯(表布をしっかりさせたい場合 100均にも売ってます)
- 肩紐用の布(私は出来上がり幅4㎝長さ116㎝で作りました。お好みで)
- 巾着部分の布
- 巾着のひも(無い場合は布を切ってひもを作る)
バッグなので、表布と底布はしっかりした中肉〜厚手の生地がおすすめ
※薄地で作りたい場合は接着芯を貼るとしっかりして◎
接着芯は、洋服用ではなくカバン用の厚みのある芯地を使用すると
形くずれしにくいバッグになると思います。
接着芯のノリ面を生地の裏に当てて、アイロンでくっつけます。
すると生地の時より補強されてしっかりした生地に。
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もっとハリがあり、自立するようなしっかりした生地にしたければ、
布のハードタイプの接着芯がいいと思います。
作り方
- こんな構造で作ります
- バッグ寸法 (型紙なくてok私は底の丸だけ作りました)
- 布を切り接着芯を貼る
- 表布を接ぎ、底布と縫い合わせる 裏布も同様に縫う
- 巾着布を接ぎ、紐通し部分を縫う
- (紐が無い方は)テープメーカーを使って紐を作る
- 肩紐を作り、表布に縫い付ける
- 表布、巾着布、裏布を縫い合わせる(裏布に返し口を開けておく)
- 表に返し、紐を通して出来上がり!
こんな構造で作ります
こちらが完成
こんな構造
底の円以外は全て直線でできます
バッグ寸法 (型紙なくてok私は底の丸だけ作りました)
こちらが私が作ったバッグの寸法です。
お好みで調節してください
※使う紐が1.5㎝幅に通らない場合は縫い代をもっと太くしてください
※巾着布は両脇に紐が出ている形(紐2本)にする場合は上記の寸法で
紐が1本で出ている形にする場合は
巾着布二枚を横に繋げた寸法にしてください。
※上画像の他に、持ち手部分の布が必要になります
私は出来上がり幅4㎝長さ118㎝で作りました。お好みで
底円の直径16㎝、バッグの高さ23㎝で作りました
長財布もペットボトルもすっぽり入る寸法です ご参考まで
※巾着布の縦寸法が『底円の半径 +1㎝』となっています
この +1㎝は巾着を閉じた時にちゃんと閉じるよう余分の寸法です。
布を切り接着芯を貼る
生地を切ります。
長方形のパーツは生地に直接チャコで書いて切ったらok
底の円はコンパスをお持ちの方はコンパスで
私のように持ってない方
まず、紙に円の直径の四角を書いて、、
4分の1ならフリーハンドで円がかけるんじゃないかと挑戦
4分の1に折ったまま、縫い代を1㎝つけて切りました
な、、なんとか円型(たぶん)
円周を測る時は方眼定規を曲げてあて、4分の1円周に×4しました
接着芯を貼る方はアイロンで接着芯を貼る
私は表布に片面接着芯を貼りました。
アイロンに接着糊がついてベタベタ汚れがついてしまった時はこちら
参考
表布を接ぎ、底布と縫い合わせる 裏布も同様に縫う
表布を接ぎ、筒状にします。
縫い代を割アイロンし、上端見返しの折り線(生地端から4㎝)をアイロンで折っておく
それを底の円と縫い合わせます。
縫いにくい方はまち針をうってから縫ってください。
寸法が合わない場合は縫いずれているのかも。
余る方の布を下にして縫ってみてください
裏布も同様に筒にした裏布を裏の底円と縫い合わせます
巾着布を接ぎ、紐通し部分を縫う
私は画像の左右を接ぐ前に、 左右の縫い代を端から端まで細幅(0.5㎜)の三つ折りにし(ロックミシン、ジグザグミシンでもok)
画像の上の縫い代を三つ折り(1.5㎝に折って、さらに1.5㎝に折って端をミシン)にしました。
この縫い方が縫い代もややこしくなくて簡単なのですが、
紐通し部分はこんな感じ(接ぎ目が紐通し三つ折りの端にならない)
になります
😅
(巾着用の紐が無い方は)テープメーカーを使って紐を作る
テープメーカー(12㎜)を使って、簡単に紐を作りました。
紐にする生地を2.5㎝幅で切ります。(バイアスでなくてOK 私は横地でとりました)
テープメーカーに目打ちなどを使って生地を入れ、布を引っ張り出しながらアイロン
アイロンした生地をさらに半分に折って、6ミリ幅にします。
それを端ミシンして紐にします。
紐完成!
どのくらい長さがいるの?って事なんですが、
- 両脇に紐が出ている形(紐2本)にする場合→80㎝を2本
- 紐が1本で出ている形にする場合→80㎝を1本
紐は下画像のような通しかたになります
で足りるかと (画像のカバンの紐はこの寸法です。もっと垂らしたい方はプラスしてください)
私は紐の通し方を間違いました 汗
紐の両はし引っ張っても閉まらない、、あり?ってなります
肩紐を作り、表布に縫い付ける
肩紐を作ります。
下画像のような折り方でも良し(寸法は無視してください 汗)
両はしに縫い代を付けた2枚の布を接ぎ合わせても良し
下画像の寸法で肩紐作りました
肩紐の長さは、最初118㎝で作ったんですが、
最終的に1mに短くたたみました。お好みで
テープメーカーで作った布を使って、
肩紐の中心に縫い付けてみました
肩紐を縫う時は、中表に合わせて両はしを縫い、表に返して両はしを2㎜でミシン
でもいいんですが、長い距離ひっくり返すのって大変、、て方は
布の両はし縫い代をアイロンで折っておき、(厚紙をまっすぐに切ったものがあると便利)
縫い代を中に折った状態で外表に2枚合わせて端ミシン でも。
やりやすい方を試してみてください
肩紐の両はしはテープメーカーで作った布を上から重ねて縫いました。
肩紐ができたら、本体の両脇に縫い付けます。
※この時、本体の見返しには縫わないでください
表布の上端の折り線まで縫い、肩紐の端をミシン
表布、巾着布、裏布を縫い合わせる(裏布に返し口を開けておく)
まず表布の見返し端に巾着布を中表に合わせて1㎝で縫います。
表布と裏布を(巾着布が挟まれた状態で)中表に合わせ、1㎝で縫います
※この時、返し口を8㎝ほど開けておいてください
表に返し、紐を通して出来上がり!
返し口から表に返し、返し口を閉じます(手でもミシンでも)
紐の端に安全ピンと付け、巾着布に通します。
紐の端は結んでもOK
私は余った紐用布でくるんでみました
完成!!あまり布で使えるバッグができて満足!
お好みの寸法で作ってみてください
一緒にミシン楽しみましょう!
読んでいただきありがとうございました